2025年09月07日 17:33
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戦時中の体験などを映像に残して平和教育に役立ててもらおうと、西彼・時津町の遺族会がDVDを自主制作し、このほど上映会を開きました。
上映会は、8月23日に時津町で戦没者の遺族会が開き、会員やその家族など約80人が参加しました。
時津町遺族会などによりますと、町出身の戦没者は491人に上ります。
戦後80年が経ち、戦時中のことを語れる遺族も少なくなっていることなどから、遺族会は会員に呼びかけ体験を映像に収めました。
遺族は物心つく前に戦死した父への思いや、戦時中、妹を背負って防空壕に逃げた時の体験などを語っています。
時津町民
「話は聞いていたけど(映像を見て)改めて実感が湧いた」
時津町遺族会 久保哲也 会長
「映像という形で残して風化させないということが」「教訓として生かされることにつながるのではないか、そういう出発点になれば」
DVDの制作には町の補助金が活用されていて、遺族会では平和教育に役立ててほしいと、DVDを希望する団体に貸し出しています。