2025年09月05日 18:34
「移動式木造住宅」で災害時の備えに 地元企業が製造、地震被災地の仮設住宅にも
16年前、大村市で同居していた女性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判が4日午後、判決を迎えます。
殺人の罪に問われているのは、住所不定の無職 馬場恒典 被告(75)です。
起訴状などによりますと、馬場被告は2009年、大村市の自宅で同居していた内縁の妻 松永千賀子さんを殺害した罪に問われています。
馬場被告は起訴内容を否認していて、事件で使われた凶器や犯行日は特定されていません。
検察側は裁判で馬場被告の知人や被害者の家族など、16人の証言などで犯行を立証しようとしてきました。
そして「遺体がくるまれたシーツが、被害者や馬場被告の身の回りにあったものと一致する」など犯人と推認できるとして懲役18年を求刑しました。
一方、弁護側は「証人の発言は信用性に欠ける」などと説明し、無罪を主張しています。
物証が乏しいなか、検察が積み上げた状況証拠を、どう判断するか注目される裁判員裁判。
判決は午後3時から言い渡されます。