ホームニュース西九州新幹線の全線フル規格を求め知事など官邸へ 石破首相は「私どももよく承知をしている」 

西九州新幹線の全線フル規格を求め知事など官邸へ 石破首相は「私どももよく承知をしている」 

2025年09月04日 16:23

大石知事は4日、石破首相に九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化を要望しました。

総理官邸を訪れたのは大石知事や、長崎市の鈴木市長、諫早市の大久保市長、大村市の園田市長などで、新鳥栖~武雄温泉間の整備方式が決まっていない九州新幹線西九州ルートの全線フル規格化を求めました。

要望では、フリーゲージトレイン断念の経緯を踏まえた自治体の負担増についての国による解決策の提示と、環境アセスメントの実施を求めています。

石破 茂 首相
「(全線フル規格化が)いかに大きな効果が発現されるかということは、私どももよく承知をしている」「引き続き、新幹線整備の必要性、重要性について政府として地元の皆さんに丁寧に説明していく。佐賀県との間でも政府として議論を続けていくなど、理解を得られるように取り組んでいきたい」

一方、石破首相は未着工区間の環境アセスメントの実施について、ルートの決定が前提との考えを示しました。

大石知事
「4日の時点でなんら確定したことはないが、我々の思いをしっかり受け止めてもらえた」「ルートについてどう考ていくのかということも、地元としてどういったことがお伝えできるのか、きょう、もらった言葉を持ち帰ってしっかり前に進めるように我々としても汗をかいていきたい」

石破首相は2025年7月全線フル規格化について「九州の発展につながる」「佐賀県に納得いただくのは国の責任」と明言していました。

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