ホームニュース旧石器時代から4万年を辿る特別展…海と平和をテーマに佐世保の歴史学ぶ 核実験で沈んだ軍艦の写真も

旧石器時代から4万年を辿る特別展…海と平和をテーマに佐世保の歴史学ぶ 核実験で沈んだ軍艦の写真も

2025年10月31日 18:45

佐世保市の歴史を学べる特別展が31日から始まりました。

旧石器時代から現代まで4万年の歩みをたどります。

佐世保市博物館島瀬美術センターで開幕した特別展「させぼピース展~海からたどる、時の旅~」です。

旧石器時代から現代までの資料や美術作品約250点が展示されていて、海と平和をテーマに佐世保の歴史を学べます。

これは明治時代、日本が近代化をめざし海軍を整備するため佐世保に鎮守府を設置した頃の風景画です。

村だった佐世保は急速に発展し、市になりました。

安田恭子 館長
「(佐世保に)鎮守府ができたことで水道が整備されたり、建物ができたり人が流れてくる。4万5000人に増えたということがあった」

1946年、アメリカ軍によるビキニ環礁での核実験で標的にされ沈没した旧日本海軍の軍艦です。

水中写真家の戸村裕行さんが撮影しました。

戸村裕行さん
「今回『酒匂』という佐世保で作られた船がビキニ環礁で標的艦にされた歴史を辿っている」「平和について思いを馳せるきっかけにしていただけたら」

特別展は11月30日までで当日券は高校生以上が1200円、中学生が800円です。

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