ホームニュース「平和な日常の朝」を描いた作品も…長崎市民美術展が始まる 240点の作品を県美術館に展示

「平和な日常の朝」を描いた作品も…長崎市民美術展が始まる 240点の作品を県美術館に展示

2025年11月27日 18:18

何気ない朝、ニワトリの鳴き声が聞こえるありがたさを表現した作品もありました。
 
「長崎市民美術展」が27日県美術館で始まりました。
 
長崎市民に芸術に親しんでもらおうと毎年行われている「市民美術展」です。
 
2025年は一般の部に 日本画や洋画など8部門に301点の応募があり、このうち240点の作品が県美術館に展示されます。

KTN記者
「こちらは朝ニワトリが鳴いている様子を表現した作品です。よく見てみるとビールの空缶でできています」
 
浦 越徹さんの「平和な日常の朝」はことし新たに創設された「中華人民共和国駐長崎総領事賞」を受賞しました。

紛争や軍事衝突が起きている地域もあるなか、何気ない朝にニワトリの鳴き声が聞こえるありがたさを表現しています。
 
こちらは洋画部門の西原 あや乃さんの作品「月の記憶」です。
 
原爆や自然災害などで破壊された街と希望を絶やさず生きていくたくましさを表現しています。

洋画家 西原 あや乃さん
「土地は災害を含め、人間たちの歴史を記憶しているものだと思う」「(過去から)立ち上がっていく勇気やエネルギーを感じてほしい」
 
市民美術展の入場料は一般300円(税込み)、高校生以下は無料です。
 
12月4日まで前期の展示が行われ12月6日に(14日まで)後期の展示が始まります。

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