ホームニュース 切られてもなお葉を茂らせ 「旧福田邸のゴヨウマツ」 原爆の被害にも 長崎県内の巨木・名木を紹介

切られてもなお葉を茂らせ 「旧福田邸のゴヨウマツ」 原爆の被害にも 長崎県内の巨木・名木を紹介

2026年05月01日 13:15

長崎県内の巨木・名木を紹介するシリーズ「樹は見ている」、5回目は長崎市の植木の里にある「旧福田邸のゴヨウマツ」です。

長崎市松原町にある旧福田邸のゴヨウマツ。

上から見た時の樹冠幅は最大6.5m。

明治初期、ロシア海軍士官の宿舎だった福田邸(現在の長崎市旭町)にあった。

ゴヨウマツを管理している古賀植木園芸組合 久保田健一組合長(樹木医)
「原爆当時もあの地(長崎市旭町)にあって被爆を経験している木でもある。そういう意味で貴重」

長崎原爆の爆心地から約2キロの場所にあったが、奇跡的に被害を免れた。

1982年、旭大橋の架橋工事に伴い、長崎市本原町へ移植。

10年前に長崎市に寄贈され、現在は植木センターへ。

古賀植木園芸組合 久保田健一組合長(樹木医)
「道路事情で切らざるを得なかったのが実情。2回目の運搬では、さらにトンネルを通って古賀の地まで運ばれてきたのでもう一度切られた」

切られた部分はすでに回復し、樹勢を維持している。

古賀植木園芸組合 久保田健一組合長(樹木医)
「大きさ的にも歴史的にも貴重な木。たくさんの方に見ていただき管理していきたいと思っています」

原爆を経験し、運搬のため2度切られてもなお葉を茂らせる「旧福田邸のゴヨウマツ」。

長崎の歴史を見つめてきた名木のひとつです。

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