2026年06月10日 08:55
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校内でホタルを育てている長崎市の伊良林小学校で、長崎大水害の犠牲者への慰霊の気持ちを込めたホタル飼育の意味を考える集会が開かれました。
長崎市の伊良林小学校です。
9日は3年生と6年生の総合学習の一貫として「ホタル放遊会」と呼ばれる集会が行われました。
伊良林小学校では1982年の長崎大水害では児童3人と保護者7人が犠牲になりました。
そこで、水害の翌年から犠牲者の慰霊として児童が校内でホタルの飼育を続けています。
伊良林小学校で初代ホタル担当だった近藤徳雄先生(現在:戸石小)
「亡くなった3人の子供たちのことをぜひ、忘れないようにしてください」
「この3人の子供たちは生きていて楽しみたかったという一日なんですよ。だから君たちは3人のことを忘れないというだけでなく自分の命や周りの人たちの命もぜひ、大切にしてください」
児童たちは毎年、ホタルをタマゴから育て、秋には川に幼虫を放しています。
2025年に放流したホタルの幼虫は、2026年も中島川上流の御手水川で成虫となり淡い光を放ちました。
集会に参加した児童たちは伊良林小学校でホタルを育てる意味を改めてかみしめながら、最後の静かに黙とうを捧げ命の尊さについて考えていました。