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長崎と福岡の「被爆二世の会」が初の交流会

2025年04月27日 21:00

福岡県の被爆二世と長崎県内の被爆二世の団体が初めて交流会を開き、二世ならではの悩みや活動への思いなどを共有しました。

4月13日、長崎市の長崎原爆被災者協議会を訪れたのは「福岡被爆二世の会」のメンバーです。

交流会は福岡側から呼びかけ、県内からは長崎被災協の田中重光会長や被爆二世の会の2つの団体が出席しました。

福岡の被爆二世 河野起實さん
「両親とも長崎で被爆した。両親から被爆の話はほとんど聞けなかった。語りたくなかったのではないか」

福岡は広島、長崎に次いで被爆者の数が多い県です。

交流会は、親の被爆体験や思いをどう語り継ぐかや、被爆二世としての思いを深め合おうと開かれました。

長崎被災協・被爆二世の会・諫早 大宮美喜夫事務局長
「仕事との両立はなかなか厳しい面があって」
「核兵器廃絶につながるように被爆二世、三世の仲間を増やしていきたい」

こうした会を開くのは今回が初めてで、「福岡被爆二世の会」は今後、二世の手記をまとめたいとしています。

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