どうなる?!西九州新幹線 石破首相の辞任受け野党からは厳しい声も 知事や各党幹部の受け止め
7日、石破茂首相が退陣する意向を表明し、自民党内では総裁選に向けた動きが加速しています。
内閣発足から1年足らずでの辞任表明に、長崎県内の野党からは厳しい声も聞かれました。
石破 茂 首相
「米国関税措置に関する交渉に一つの区切りがついた今こそが、そのしかるべきタイミングであると考え、後進に道を譲る決断を致しました」
7日の会見で党の総裁を辞任する意向を明らかにした石破首相。
辞任の理由については、「臨時の総裁選を実施するかの意思確認を行えば、自民党内に決定的な分断を生みかねないと考えた」とも話しました。
突然の辞任発表に、まちの人は。
50代
「知らなかった。えぇっ」
「もうちょっと頑張ってほしい感じはする」
20代
「(選挙で)国民の声を聞いて改善がなかったので、早く次の総理大臣になってほしいという思いがあった」
40代
「選挙で結果が出ている以上はそれなりの対応をするのは筋だと思う」
2024年10月の内閣発足から1年足らずでの辞任に、県内の各政党幹部は。
自民党県連 中島 浩介 幹事長
「これまでの取り組みに対しての成果が表れなかったのが、こないだの参議院選挙での結果につながったのかなと思います」
「党内の混乱を招くということで本人が意思決定されたのかなと」
公明党県本部 宮本 法広 幹事長
「政治とカネの問題が不信を招いたことは間違いない」
「そこに対する対策についてもしっかりと講じていただきたい」
野党からは厳しい声も聞かれました。
立憲民主党県連 山田 朋子 代表
「(自民党が)参院選の公約で訴えていた給付も手つかずのまま。物価高で苦しむ国民生活は置き去りにされたまま。政争に明け暮れる自民党には憤りを感じる」
国民民主党県連 中村 泰輔 幹事長
「次の政権には国民の手取りを増やすための政策を共にやっていける政権を作ってもらいたいし、政治的空白を作らないよう早急に整えてもらいたい」
先週、石破首相のもとを訪れ、九州新幹線西九州ルートのフル規格化での整備を要望をした大石長崎県知事は。
大石 賢吾 知事
「石破総理の理解や強い思いはありがたく思う一方で、(新幹線問題については)国として受け止めていただいたと思っている」
「県としては流れを途切れさせることなく実現に向けてつなげていけるよう努力したい」
自民党は後任を選ぶ臨時の総裁選の実施に向けた準備を始めていて、実施方式や日程は9日の総裁選管理委員会で決定したい考えです。
最新のニュース




