鎮西学院がフルセットの激闘制し全国の舞台へ！春高バレー長崎県大会男子決勝　大村工業を下し連覇　

春の高校バレー長崎県大会男女の決勝が3日、島原市で行われました。
　
2025年の“県内最強の座”と、新年1月の全国大会行きの切符をかけて熱戦が展開されました。
　
男子の決勝は2年連続同じ対戦カード、第1シードの大村工業と第6シードから勝ち上がってきた鎮西学院との一戦です。
　
県高総体を制した大村工業と、連覇を狙う鎮西が2025年度初めて決勝の舞台で相まみえ、フルセットの大接戦となりました。

実況（鎮西学院：ラスト15点目）
「レフトから坂本。エースだ、エースがまずはファーストポイントをもぎとった、鎮西学院」
　
鎮西を牽引してきた3年生のポイントゲッター坂本涼太選手は疲労がたまり、最終セットで右足が限界に。
　
戦線を離脱します。

一方、大村工業は2セットを奪い返した勢いそのままに、エースでキャプテンの北村　悠樹選手が得点を重ねます。

実況（大村工業7点目）
「レフト、思いっきり北村に上げる」

15点先取で勝敗が決まる最終セット。
　
大村工業は1点リードで、コートチェンジの8点目をとります。
　
引き離されたくない鎮西。
　
ここでエース坂本選手をコートに戻します。
　
すると！

実況（鎮西学院10点目）
「下村！たたいてきた。当てて勢いを殺して最後は岩永！しかしこれもつながっている。さすがは大村工業　島村！オーバーで上げる2段トス、坂本に上がる！クロスに行く！ネット上、難しいトスアップになったチャンスボール鎮西学院やっぱり坂本！」「坂本がいま、やはり足を気にしている」
　
鎮西は全員バレーで流れをつかみマッチポイントを迎えます。

実況（鎮西学院ラスト15点目）
「大村工業のサーブ。連続ポイントを狙っていきたい。最後は鎮西学院がその頂点をつかむことになった。何という幕切れ」

鎮西学院 坂本 涼太選手（3年）
「途中から両足をつって、結構これはやばいなと思ったが、途中で交代してくれたみんなが支えてくれたり、助けてくれたおかげで、もう1回自分が活躍する場面が回ってきて、そこで役目を果たせたので本当によかったと思う」

「春高がんばるぞ！おー！」