ホームニュース「年に2回の三者面談で生徒の話を聞く機会設けていた」高校生「いじめ苦に自殺」裁判で元担任や教頭が証言

「年に2回の三者面談で生徒の話を聞く機会設けていた」高校生「いじめ苦に自殺」裁判で元担任や教頭が証言

2025年12月15日 18:38

2017年、長崎市内で男子高校生が自殺したのは学校がいじめ防止の対策を取っていなかったためなどとして両親が学校側に損害賠償を求めた裁判が、15日長崎地裁で開かれました。

当時の担任や教頭が出廷し、校内での男子生徒の様子や学校のいじめ防止対策などについて証言しました。 

この裁判は、2017年に自殺した海星高校の男子生徒(当時16)の両親が、いじめ防止の対策を怠ったなどとして学校に損害賠償を求めているものです。

15日は、当時の担任や教頭の証人尋問がありました。

当時の教頭は、学校はいじめ防止対策として生徒が自殺する前の年にも校内でいじめに関するアンケートをとっていたことや、年に2回の三者面談で生徒の話を聞く機会を設けていたことなどを強調しました。

男子生徒は、いじめの被害を訴える手記を残し、長崎市内の公園で自殺しました。

学校側は「自殺の主な原因は同級生からのいじめ」とする第三者委員会の報告書を受け入れていません。

証人尋問は16日も行われ、男子生徒の兄や両親も出廷する予定です。

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