旅立ちの春…長崎空港での別れの姿を追う 笑顔と涙、励ましの言葉、見えなくなるまで手を振って見送る姿も
春は別れの季節です。
進学や就職、転勤などで長崎県内を離れる人がいます。
新しい場所への旅立ちにどんな思いがあるのか。
長崎空港の見送りの風景です。
長崎で桜の開花が発表された3月27日。
長崎空港では大きな荷物を抱えて新天地へと向かう人たちの姿が見られました。
こちらの中学生のグループは、手作りのうちわを持って集まっていました。
友人へのサプライズです。
友人
「イメージで作った。ちょっとクールな子と情熱に溢れた子なので」「喜んでほしい」
彼らが待っているのは、甲子園の出場を目指して石川県の高校に進学する友人2人です。
同じチームでともに汗を流してきた仲間です。
石川県の高校に進学 平松 虎太朗さん(15)
「本当にいると思っていなくてとてもうれしい」
石川県の高校に進学 東 幸蔵さん(15)
「石川県の高校を選んだのは環境、施設が良くて自分の成長にもつながると思ったから」
15歳の息子の巣立ちに両親は悲喜こもごもの思いです。
父:東 陽平さん
「正直、毎日不安」「まさかこんなに遠くに行くとは思っていなかった。本人が行きたいと決めたので『行ってこい』という気持ちになった」「思い切り頑張ってこい。
がんばります」
子供たちの会話
「次は甲子園で会おう!ありがとうね!」
こちらの大学生は、就職のため23年間生まれ育ったふるさとを離れ上京します。
東京で就職 小無田 凜花さん(23)
「IT系の企業でセキュリティ関連の仕事に就く」「胸張って長崎にまた帰ってこられるように頑張りたい」
小学生のころからの友人と約10年指導を受けた塾の先生も駆けつけました。
手紙を渡してメッセージ
「ありがとうございます。がんばります。色々きついことあるかもしれないけどみんな付いている。仲間だから。人との出会い大切にしてね」
姿が見えなくなるギリギリまで見送りました。
友人 西田 有里さん(23)
「自分も頑張ろうって思った」「(手紙は)1人のときにゆっくり読みたい」
18歳の双子は、東京の大学に進学します。
既に東京で暮らしている3歳上の姉と一緒に出発します。
東京へ大学進学 中里 優羽さん(18)
「3人一緒の大学で行けるので(東京の大学を)選んだ」「やっぱり寂しい」「小学校の先生になって長崎で働きたいなと思っているので4年間東京で頑張る」
ついに家族との別れのとき。
思いが溢れます。
4姉妹で抱き合う 中里 美羽さん(18)
「色んなこととかたくさんあるけど、いっぱい連絡するので話聞いてください。頑張れ!」
飛行機が飛び立っても家族はしばらくデッキから見守っていました。
母:中里 亜樹さん
「自由に好きなことをのびのび仲良くやっていた双子」「なんでも楽しんでやりたいことなんでもやって経験値を上げてもらえたら」「お母さんも負けないように頑張りますと伝えたい」
それぞれの夢に向かって新たな一歩を踏み出した人たち。
空港は涙と笑顔、そして励ましの言葉に包まれていました。
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