ホームニュース「原爆学級」の卒業生が講演 平和を未来へつなぐ集い開催

「原爆学級」の卒業生が講演 平和を未来へつなぐ集い開催

2026年10月16日 18:28

原爆で1400人を超える児童や教職員が犠牲になった長崎市の城山小学校では、戦後「原爆学級」が編成されました。

16日、学校で「原爆学級」について学ぶ集いが開かれ、卒業生が当時のことを語りました。

16日、城山小学校を訪れたのは原爆学級を卒業した藏敷 一紘さんと池田 靖子さんです。

原爆学級は原爆投下の7年後の1952年から6年間、被爆した子供たちの健康状態を継続的に観察するために普通学級とは別に設置されました。

2人は同級生で小学4年生から卒業するまでの3年間を原爆学級で過ごし、16日の集いで当時の思い出を児童に語りました。

原爆学級 卒業生 藏敷 一紘さん
「手をやけどしてケロイドになってる人もいた。全然普通の人と一つも変わらない、みんなで仲良く。当時はそれが普通だと生活していた」

この集いは発達や障害などの特別支援教育の分野で学術研究を行う「日本特別ニーズ学会」が開いたもので、この一年は「原爆学級」について研究を行ってきました。

日本特別ニーズ教育学会 高橋 智 理事 (※高ははしごだか)
「科学的な捉え方、調査方法、心や体、学力の総合的に子供たちの発達の状態を捉えようという姿は。驚くほどのことだった」

16日は全国の大学の研究員や小中学校の教職員も参加し、それぞれが考える「原爆学級を最後の学級にするためにできること」を発表しました。

学会は今後、さらに客観的事実を明らかにして世界に発信したい考えです。

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