「命を捧げ、特別な思い…」海星高校で熱気あふれる体育祭 3年間の集大成に思い出刻む【長崎市】
長崎市の海星高校で25日に体育祭が開催されました。
熱中症対策で午前中に全てのプログラムを凝縮した体育祭の様子を取材しました。
選手宣誓
「体育祭を成功させるためダンス、競技練習 共に全力で取り組んできました。中でも団長3人はこの体育祭に命を捧げ、特別な思いがあります」
午前8時40分。
長崎市の市営ラグビー・サッカー場で始まった海星高校の体育祭。
全校生徒 約1100人が赤・青・緑の3色に分かれ、18種目で競います。
海星オリジナルの競技もあります。
実況
「さあ始まりました第一走!この競技、なんと今年からの開催」
新種目「ハーゲンガッツ」は手にしたコーンにバランスボールを乗せたまま走るリレー競技です。
足の速さだけでなく、バランス力も試されます。
一方、こちらは「海星宅急便」
たすきの代わりに積み上げたコンテナをつなぎます。
〈崩れたらもう一度、積み重ねないといけない〉
〈障害物競走は「SASUKE」と名付けた〉
海星高校は新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、4年前から体育祭の全プログラムを午前中に終えるように変更、その後も熱中症のリスクを減らすため継続しています。
半日であっても生徒たちにとっては大切な青春の1ページです。
3年生
「今までで一番楽しい体育祭になりました」
3年生
「最初はバラバラで大変だったけど、最後はみんなで一緒に盛り上がれて楽しかった」
一番の盛り上がりを見せたのが、各部活動の意地とプライドがぶつかりあう部活動対抗リレーです。
〈男子1位 野球部〉
〈女子1位 サッカー部〉
開会から約3時間後…
「優勝 緑組!」
緑組団長 近藤汰人さん(3年)
「(高校生活)最後なんで何を言われても、俺らの体育祭にしようと思って元気を出しました」
昼過ぎに幕を下ろした体育祭、今年も生徒たちのかけがえのない思い出になったようです。
最新のニュース




