高校生対象の「おしごとフェア」が県内初開催　就職支援の会社が企画し職業体験【長崎市】

県内の高校生に地元企業の魅力をもっと知ってもらおうと、長崎市で15日に高校生を対象にした職業体験会が開かれました。

高校生が建設現場で使われる足場を組み立てます。

高校生
「実際高所で作業するなら怖いだろうな」

高校生のための職業体験会「おしごとフェア」です。

建設業や宿泊業、介護やエステティシャンのサービス業など、県内の企業20社が参加しました。

就職先を考えるきっかけにしてもらおうと、高校生の就職支援をしている会社が企画し、県内9つの高校から約100人が参加しました。

県内での開催は初めてです。

企業
「どのようにお客様に紹介するのか。リビングがいいですよ、トイレがいいですよ」

高校生
「わー、むず！」

高校生
「色んな仕事があるんだな」

高校生の就職活動では複数の企業には応募できず、一人一社となっています。

一方で、就職しても1年以内での離職が多い傾向にあり、高校生と企業のマッチングが課題になっています。

エド建　谷山常彦 常務
「若い力がほしい。これから先の就職活動の役に立ちたい」

参加した高校生たちは企業の活動内容を知ることで、自分に合った就職先を見つけようと熱心に話を聞いていました。