ホームニュース「南海トラフ」などへ防災力や観光ブランド力も意見交換 九州市長会で共通課題を検討【長崎市】

「南海トラフ」などへ防災力や観光ブランド力も意見交換 九州市長会で共通課題を検討【長崎市】

2025年05月20日 18:09

九州・沖縄各市の市長などが長崎市に一堂に集まり、観光や防災など九州共通の課題を検討しました。

合言葉は「九州はひとつ」

20日から2日間の日程で開かれている九州市長会には、九州・沖縄各市から116人の市長・副市長が集いました。

午後には、総会に先立ち「ONE KYUSYUプロジェクトチーム会議」が開かれました。

この会議は各市共通の課題を県域を越えて解決しようと、今年1月に発足したもので、九州ブランドの確立や行政運営など3つの部会が設けられています。

長崎市の鈴木市長が座長を務めるのは九州ブランド部会です。

インバウンド誘致や、特産品の販売促進などがテーマですが・・・

九州を一つにまとめると「長崎ちゃんぽん」が「九州ちゃんぽん」、「壱岐牛」が「九州牛」などブランド価値が上がらないことも懸念されます。

このため、個別のブランドを高めながら、焼き物などをテーマに共通イベントを開き、多様な九州をアピールする考えが示されました。

長崎市 鈴木史朗市長
「ブランド力が強いところだけ盛り上がるのではなく、九州全体の底上げをするための工夫が必要である」

また、南海トラフなど大規模災害については、被災地の受け入れ体制を標準化するなど、事前の準備で対応できるよう九州全体の防災力を高めていくことも確認されました。

21日はスタジアムシティなどの視察が予定されています。

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