2025年05月20日 18:36
美術団体「二紀会」長崎支部展を開催 30回の節目に「平和」テーマの力作も【長崎市】
地元特産の新タマネギを子供たちにもっと味わってもらおうと、JAながさき県央が学校給食用にタマネギを寄贈しました。
真っ白で、みずみずしい新タマネギ。
諫早市は県内有数のタマネギの産地ですが、主に関西などに出荷されています。
地元のタマネギを子供たちにもっと知ってほしいとJAながさき県央が学校給食用に約1トンのタマネギを寄贈しました。
JAながさき県央玉葱部会 川原清昭 部会長
「(諫早の)長田は伝統120年以上の歴史がある中で、まだ諫早産が知られていない」「子供たちから、あ~長田のタマネギ、やっぱりいいねと食べてもらえれば」
JAながさき県央では100人の農家が諫早市内の50ヘクタールでタマネギを育てています。
冬の低温や雨が少なかったことから、生育が進まず、今年は2024年より400トンほど収量が減る見込みですが、品質は上々だそうです。
KTN記者
「とれたばかりのタマネギを特別にいただきます。みずみずしい!噛むとじゅわっと水分が出てくる。強い辛味もなく、甘みも感じる。生でも全然イケますね」
シーズン中は一日4トンのタマネギを収穫するこちらの農家ではこの時期は人出を増やして作業しています。
栽培には手間と労力がかかると話します。
農家 古賀昭三さん
「みんな手作業なのでなかなか大変です」「特に長田地区の名産ですので、守っていくために力を尽くして、もっともっと生産に励みたい」
高齢化や人手不足などで年々栽培農家も減っていますが、丹精込めて作り寄贈されたタマネギは20日から4日間、諫早市内の小中学校の給食で提供されます。