地元出身・ヴェルカ高比良選手が退団前に高校生を熱血指導　「プロ選手になりたいと思ってもらえるように」

今シーズンで退団する長崎ヴェルカの高比良寛治選手が県内の高校を訪れ、高校生にバスケットボールを指導しました。

プロのバスケ選手による体当たりの熱血指導です。

高比良寛治選手
「ポケットの位置はずれない。底にもっていけば毎回同じ位置からシュートを打てる」

諫早市の創成館高校でバスケットボールの指導をしたのは、長崎ヴェルカの高比良寛治選手です。

長崎出身の高比良選手は普段から地域への支援活動をしていて、その一環でバスケットボール部の練習に参加しました。

高比良寛治選手
「下半身を使って押せば上半身ぶれないから」

高比良選手は全身を使った熱血指導で約2時間に渡ってディフェンスやシュートを打つときの意識などを生徒たちに教えました。

男子バスケットボール部 西山留糸 主将
「高比良選手はディフェンスが上手な選手なので、きょう体験したら体のぶつかる強さがあった。自分もできたら」

高比良寛治選手
「ヴェルカのユニフォームを着て、プロバスケットボール選手になりたいと思ってもらえるように、僕も長崎を離れるがそういう子どもたちがどんどん増えて、そういう子どもたちと一緒に仕事ができれば」

高比良選手は7月から秋田ノーザンハピネッツに移りますが、これからも長崎への支援活動を続けていくとしています。
＊高比良選手の高はハシゴダカ