ホームニュース災害時には採血活動に支障の可能性…防災の日にあわせ「献血と防災キャンペーン」

災害時には採血活動に支障の可能性…防災の日にあわせ「献血と防災キャンペーン」

2025年09月01日 18:44

8月、熊本で降った大雨で献血ルームが一時、稼働できなくなった事態を受け、1日から佐世保で「献血と防災」について考えるキャンペーンが始まりました。

佐世保市の献血ルーム西海では9月1日の防災の日に合わせて「献血と防災キャンペーン」を始めました。

非常持ち出し品やパネルなどを展示して、市民に防災への理解を深めてもらうことがねらいです。

県内では1日に約150人の献血が必要ですが、毎年7月から9月は猛暑や大雨などの影響で予定を下回る傾向にあります。

8月11日に熊本で降った記録的な大雨では、献血ルームや移動採血バスが稼働できなくなり、他の九州各県の赤十字血液センターが協力して不足分を補いました。

献血者
「熊本の災害は知っていたが、血液が足りていないことは知らなかった。(献血は)今後も続ける災害の時にも役に立てれば」

献血ルーム西海 片岡架樹さん
「日頃から防災に関する知識を蓄え、もしもの時に備えること、また災害が起きた場合、献血を必要とする人がいることを多くの人に知ってほしい。キャンペーンを通じて伝えていきたい」

キャンペーンは13日までで、期間中は献血を予約すると非常食などのプレゼントがあるということです。

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