ホームニュース島原・同居の弟を包丁で殺害した事件の初公判 被告の男が起訴内容認める 責任能力の有無が争点

島原・同居の弟を包丁で殺害した事件の初公判 被告の男が起訴内容認める 責任能力の有無が争点

2025年09月16日 13:34

2023年、島原市で同居していた弟を殺害したとされる男の裁判員裁判の初公判が16日に長崎地裁で開かれています。

男は起訴内容を認めました。

殺人の罪に問われているのは39歳の男です。

起訴状などによりますと、男は2023年10月、島原市で同居していた当時31歳の弟の左胸などを刃渡り約20センチの包丁で複数回刺し、殺害しました。

16日に長崎地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「弟が就寝中にキッチンから包丁を持ち出し、胸部などを少なくとも11回刺した」と指摘しました。

一方、弁護側は「被告は2005年から統合失調症などの精神疾患を患っていて、心神喪失または耗弱状態だった」と主張しました。

裁判の争点は責任能力の有無で、公判は午後も続きます。

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