ホームニュース「少なくとも11回刺した」と検察側が指摘 同居の弟を包丁で殺害した男の初公判 責任能力の有無が争点 

「少なくとも11回刺した」と検察側が指摘 同居の弟を包丁で殺害した男の初公判 責任能力の有無が争点 

2025年09月16日 18:26

2023年島原市で、同居していた弟を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判の初公判が16日長崎地裁で開かれました。

男は起訴内容を認めました。

殺人の罪に問われているのは島原市の無職 宮本友樹 被告(39)です。

起訴状などによりますと、宮本被告は2023年10月島原市で同居していた弟(当時31)の左胸などを刃渡り約21センチの包丁で複数回刺し、殺害した罪に問われています。

16日、長崎地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、宮本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「被告は以前から弟の行動に怒りを抱いていた。そして弟の就寝中に胸部などを少なくとも11回刺した」と指摘。

一方、弁護側は、「被告は2005年から、統合失調症などの精神疾患を患っていて、心神喪失または耗弱状態だった」と主張しました。

また、証人尋問で2人の弟は「事件の1週間前に被告が、被害者に蹴られていた」と2人の間にトラブルがあったことを明かしました。

裁判の争点は宮本被告の責任能力の有無で、17日も被告人質問が行われる予定です。

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