ホームニュース五島の山火事で会社員を書類送検…木の枝480キログラム処分のため複数回焼却 森林に飛び火させた疑い

五島の山火事で会社員を書類送検…木の枝480キログラム処分のため複数回焼却 森林に飛び火させた疑い

2025年12月09日 18:17

2025年4月、長崎県五島市で起きた大規模な山火事について、燃やしていた木の枝から森林に飛び火させたなどの疑いで9日、五島市の男性会社員が長崎地検五島支部に書類送検されました。

廃棄物処理法違反などの疑いで書類送検されたのは、五島市の男性会社員(67)です。

警察によりますと、会社員は2025年4月7日、五島市松山町の焼却禁止の場所で木の枝、約480キログラムを処分するため、複数回にわたって焼却。

近くの森林に飛び火させて、約4万4000平方メートルを焼損させた疑いが持たれています。

市は当時924世帯1534人に対し「避難指示」を出し、発生から4日目に鎮火しました。

この火事によるケガ人や住宅被害はありませんでした。 

会社員は「火災にならないような手立てなどをせずに、木を燃やしたことで火災になった」などと容疑を認めているということです。

この記事をシェアする Facebook X(旧:Twitter) LINE
FNNプライムオンライン
FNNビデオPost
Live News イット!
モッテレ
トップへ