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中東情勢悪化の影響 タクシー業界にも 佐世保市内唯一のLPG販売業者廃業へ

2026年06月18日 19:00

中東情勢の悪化はタクシー業界にも影響が広がっています。

長崎県佐世保市で唯一、タクシー用の液化石油ガスを販売している事業者が2027年秋、廃業することになり、各タクシー会社でも対応を迫られています。

2027年10月末での廃業を決めたのは、佐世保市でタクシー用の液化石油ガス・LPGを販売する「S・A・G」です。

LPGはガソリンより価格が安いことがメリットでしたが、「S・A・G」によりますと1リットルあたりの値段はおよそ20年前と比べて2倍となり、国からの補助金もないことから小売り価格はガソリン並みとなっています。

さらにロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の悪化による仕入れ価格の上昇や設備の維持費高騰で採算が合わなくなり廃業を決めました。

しかし、佐世保市内を走るタクシーはおよそ400台のうち半数がLPGを燃料にしています。

こちらのタクシー会社でも小型タクシー73台のうち、41台がLPG車です。

ほかの地域のグループ会社が所有するガソリン車と入れ替え対応する予定ですが、入れ替えられる台数には限りがあります。

ラッキー自動車 横石肖子代表取締役社長
「ガソリンの高騰化、色々な問題でタクシー業界も厳しい。(タクシーを)買い替える訳にもいかない」
「色々なことを補助していただかないと。タクシー会社だけの問題ではない」

こうした窮状を受け、佐世保市タクシー協会は、6月15日に会合を開き、県や市に補助金など支援を求めることを決めています。

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