2025年04月30日 18:27
はるかマーシャル諸島の海へ…マグロ漁など学ぶ高校生の「航海実習船」が出港【長崎市】
NPT=核拡散防止条約再検討会議の準備委員会に合わせ、アメリカを訪れている長崎や広島の若者が、核兵器廃絶の実現に向けて行動を呼びかけました。
イベントはNPT再検討会議の準備委員会に合わせ、世界約8400の自治体でつくるNGO平和首長会議が開きました。
準備委員会にあわせて、アメリカに派遣されているナガサキ・ユース代表団も参加し、これまでの取り組みや活動を通して感じたことなどを発表しました。
ナガサキ・ユース代表団 第13期生(長崎大学多文化社会学部3年)川越佳梨さん
「なぜ核兵器はまだ存在するのか」「核兵器が存在する理由は1つではなく、複数の原因があります」
ナガサキ・ユース代表団 第13期生(長崎大学多文化社会学部3年)今村陽さん
「核軍縮の推進を阻む障害に対する代替案を模索することが、核廃絶の鍵になると私達は考えています」
イベントには広島の高校生も参加しました。
曾祖母の被爆体験を交えながら、核兵器のおそろしさを伝えたり、平和活動から学んだことを発表したりして核兵器のない世界の実現に向けて共に行動しようと呼びかけました。
今村陽さん
「核廃絶という目標は、皆で一丸となって達成しなければならないものだと改めて自覚した。長崎にいる若者としてもっと長崎らしさを出して発信していかなければと思った」
ナガサキ・ユース代表団は現地時間の30日にサイドイベントを開く予定です。