2025年04月30日 18:27
はるかマーシャル諸島の海へ…マグロ漁など学ぶ高校生の「航海実習船」が出港【長崎市】
2024年10月の衆院選で報酬を約束して事前運動をした罪に問われている男の裁判で30日、検察側は罰金50万円を求刑しました。
公職選挙法違反の罪に問われているのは、長崎市油屋町の団体職員の男です。
起訴状などによりますと、男は2024年10月の衆議院議員選挙で、長崎1区から立候補した元県議を当選させるため、他の選挙運動員と共謀して12人に対し、時給1千円の報酬を約束して立候補届け出前に事前運動をした罪に問われています。
30日の裁判で検察側は「違法行為の発覚防止に積極的かつ、主体的に関与し、被告が主導的役割を果たした」として罰金50万円を求刑。
一方、弁護側は「被告は出納責任者ではなく、決定権限はなかった。他の陣営関係者が法律を理解せずに運動員を募集した」と無罪を主張。
男は、「私は共謀していない。無実だ」と訴えました。
判決は、5月27日に言い渡される予定です。