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「核のタブーを維持する努力を」ノーベル委員会フリードネス委員長が会見 被爆者の声に耳を傾ける必要性も

2025年07月29日 12:29

2024年、日本被団協にノーベル平和賞を授与したノルウェーのノーベル委員会のフリードネス委員長は、28日東京で会見を開き、「核のタブーを維持する努力を」と呼びかけました。

ノーベル委員会フリードネス委員長
「核のタブーが脅かされている今こそ、私たちは核兵器がいかに危機的な兵器かを思い起こし、被爆者の訴えを思い出し、それが忘れられないように、そして核のタブーを維持していくために努力しなければなりません」

フリードネス委員長は、7月23日に長崎を訪れ、被爆者と面会しました。

28日に東京で開いた会見で、日本でも「核兵器を持つべき」という議論が起きていることに対し「議論は重要」としたうえで、次のように述べました。

ノーベル委員会 フリードネス委員長
「私たちは将来のある時点で世界の安全保障システムの基盤として核兵器に依存するべきではないと信じています」

日本の若い世代にも、被爆者の話に耳を傾けてほしいと呼びかけました。

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