2025年11月18日 20:00
インフルエンザ「注意報」目前!小学校は感染者爆増で学級学年閉鎖も ピークは12月中旬からか
高市首相の台湾有事に関する答弁をめぐり、中国政府が日本への渡航を控えるよう注意喚起するなか、多くのクルーズ客が訪れる長崎市の観光地からは、今後への影響を懸念する声が聞かれます。
長崎港に18日、中国発着のクルーズ船「コスタ・セレーナ」が入港しました。
乗客は中国、スペイン、イタリアなど様々で、長崎観光や買い物を楽しんでいました。
長崎市の平和公園にも、多くの観光客が訪れていました。
高市首相の台湾有事に関する答弁を受け、中国政府が14日、中国国民に日本への渡航を控えるよう注意喚起したことについて尋ねると…。
香港からのクルーズ客
「知らない」「(長崎は)とても美しいし、いい人ばかり」
香港からのクルーズ客
「きょうはとってもハッピー」
観光名所の大浦天主堂などがある南山手地区も、クルーズ客や修学旅行生でにぎわっていましたが、土産物店からは今後への影響を懸念する声が聞かれます。
土産物店の従業員
「きょうも朝から試食してもらって購入してもらいました」「来月も中国からの船は予定はあるみたいなんですけど、それがどうなるかなというのがちょっと心配です」
県によりますと、2025年、長崎港には海外発着のクルーズ船202隻が入港予定で、このうち約5割が中国発着です。
中国政府による渡航自粛の注意喚起以降、クルーズ船や中国東方航空の長崎ー上海便のキャンセルの報告は入っていないものの、状況を注視したいとしています。