ホームニュース学校で飼育したホタルの幼虫を故郷の川へ放流 長崎大水害の犠牲者を慰霊 来年5月「淡い光」を放つ

学校で飼育したホタルの幼虫を故郷の川へ放流 長崎大水害の犠牲者を慰霊 来年5月「淡い光」を放つ

2025年11月18日 20:00

校内でホタルを飼育している長崎市の小学校の子供たちが、幼虫を故郷の川に帰しました。

長崎市中心部を流れる中島川の上流・御手水川です。

伊良林小学校では毎年、ここで親ボタルを採取して卵から返し、校内で育てています。

この日は伊良林小のホタル委員会の子供たちが、1.5cmから2cmほどに成長した幼虫240匹あまりをふるさとの川に帰しました。

2025年は約300匹が育ち、10月にはこのうち50匹を学校のビオトープ=ホタル池に放流しています。

児童
「きれいに育ってほしいと思った」

児童
「元気に育って次のホタル鑑賞会のときにきれいに飛んでほしいと思った」「ホタル池でも飛べばもう最高」

児童
「大水害で亡くなった人のためにもしっかり成長して、大人になって飛び立ってほしいなと思った」

幼虫は春には陸に上がって羽化し、5月下旬には淡い光を放ちます。

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