JI昇格と優勝かけて運命の最終節へ…V長崎が大一番を制す!ライバル・水戸に勝利し首位奪取
8年ぶりのJ1昇格が目前のV・ファーレン長崎の情報です。
水戸との大一番に競り勝ち、再び首位に浮上!
白熱の一戦を振り返ります。
明治安田J2リーグ第37節、2位のV・ファーレンは首位・水戸との頂上決戦に挑みました。
J1昇格が決まる可能性がある大一番。
チケットも完売し、ピーススタジアムには過去最多2万4人のファン・サポーターが訪れました。
KTN記者
「試合会場から離れた長崎市の街中でもパブリックビューイングが行われています。とても盛り上がっています!」
長崎市古川町の「まちぶら広場」には約100人が集まり声援を送りました。
サポーター
「チケットが取りたかったが、さすがの人気で取れずにどうしても長崎みんなでJ1昇格の瞬間を共有したくて、パブリックビューイングに(来た)」
昇格が決まる条件は、この試合に勝って、千葉と大宮が引き分け以下です。
立ち上がりから勢いを見せるV・ファーレンは前半6分、ピトゥカのフリーキックからこぼれ球を照山が折り返すと新井が鋭いボレーシュートを突き刺し、先制します!
しかし、34分には左サイドから展開され失点。
試合は振出しに戻ります。
その後、水戸に流れが傾きますが、守護神・後藤が好セーブ!
同点で折り返します。
勝ち越しを狙うV・ファーレンは後半18分、米田がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得します。
蹴るのはエース、マテウス。
冷静に決め切り、勝ち越しに成功。
マテウスはこれで得点ランキング単独トップの今季19ゴールとなりました。
試合はその後、一進一退の攻防が続きますが、最後までリードを守り抜いたV・ファーレン。
2-1で勝利し、最終節を前に首位浮上!
J1昇格、J2優勝に王手をかけました。
新井一耀 選手
「セットプレーは狙ってましたけど、なかなか点が取れていなかったので常にこぼれ球を狙ってましたし、あの形でテル(照山)が折り返してくれて、振りぬいたら入ったのでよかったです」
山口蛍 選手
「先制した後、追いつかれた後、逆転しなきゃいけないっていう状況の中でも、すごくこう、みんなが後押ししてくれたなと思ってます」
江川湧清 選手
「やっぱりもう、勝ちに行く、引き分けとかそういうのはあんまり見ていない。ほんと勝ちに行って最後決めたい」
順位表です。
あと1試合を残してV・ファーレンが首位に立ちました。
23日の結果で優勝争いはV・ファーレン、水戸、千葉の3チーム、J1自動昇格争いはこれに徳島を加えた4チームに絞られました。
勝ち点差は、2位水戸とが2。
3位千葉とが3、と非常に競った状態です。
次の試合、V・ファーレンは引き分け以上でJ1昇格が確定します。
負けた場合でも、2位水戸か3位千葉どちらかが引き分け以下に終わる、もしくはV・ファーレンが1点差負け、千葉が1点差勝ちの場合は総得点次第ではありますが、昇格が決定します。
ただ、次の試合V・ファーレンが戦うのは、まだ自動昇格の可能性を残している4位の徳島。
泣いても笑っても次の試合で全てが決まります。
現地まで行けない人のために長崎市、諫早市、雲仙市、波佐見町の4市町ではパブリックビューイングも開催されます。
最新のニュース






