ホームニュース「被爆マリア像」が16年ぶり渡米へ 核禁条約会議へ被爆地の平和巡礼団が携えて原爆開発の地で平和の祈り

「被爆マリア像」が16年ぶり渡米へ 核禁条約会議へ被爆地の平和巡礼団が携えて原爆開発の地で平和の祈り

2026年11月02日 18:46

原爆の惨禍を今に伝える「被爆マリア像」が11月末から国連本部で開かれる核兵器禁止条約の会議に合わせ、16年ぶりにアメリカに渡ることになりました。

2日は長崎市で会見があり、カトリック長崎大司教区の中村倫明大司教などが長崎・広島2つの被爆地の教会関係者など14人が参加する「平和巡礼団」について説明しました。

巡礼団は11月26日に出発し、15日間の日程でアメリカ・ニューヨークやニューメキシコ州などを巡ります。

渡米には、原爆によって傷ついた「被爆マリア像」を2010年のNPT再検討会議以来、16年ぶりに現地に携えることにしています。

当初はレプリカを持参する予定でしたが、核兵器廃絶への強い思いや声を上げられない被爆者の存在を伝えることができる「物言わぬ証人」として実物を現地に運ぶことを決めました。

カトリック長崎大司教区 中村倫明大司教
「そういういろんな声を、マリア様は、この形で、人々に証ししていくんじゃないかな、届けてくださるんじゃないかな、という思いがしています」

巡礼団はニューヨークの国連本部で核兵器禁止条約再検討会議を傍聴するほか、原爆開発の拠点となったロスアラモスの教会では被爆マリア像を囲んで平和を祈る予定です。

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