2025年04月25日 18:24
海外サッカー名門クラブ「レアル・ソシエダ」とV長崎が親善試合へ 日本代表・久保選手の姿も?
爆心地に近い長崎市松山町周辺のスポーツ施設の移転をめぐり、鈴木市長は工事で遺骨や遺構が見つかった場合、「丁寧な対応をとる」と方針を示しました。
長崎南北幹線道路は長崎市と佐世保市を結ぶ高規格幹線道路で、移動時間の短縮や交通渋滞の緩和などが期待されています。
井手園交差点から長崎駅前までの所要時間は、国道206号ルートでは40分ですが、長崎南北幹線道路では20分と、大幅な短縮が見込まれています。
また、救急搬送に30分かかっていたエリアは、最大で20分の短縮が可能で、市は救命率の向上につながると試算しています。
道路の整備に伴い、市は松山町にある市民総合プールや陸上競技場を移転させる方針です。
被爆者団体は爆心地に近いことから、工事の際、遺骨などが見つかる可能性があると指摘していて、鈴木市長は27日の会見で丁寧な対応を心がける考えを改めて示しました。
鈴木史朗 市長
「掘削箇所を丁寧に確認しながら、工事を進めさせていただきまして、万一、遺骨・遺構等が見つかった場合には、遺骨であれば収骨いたしまして原子爆弾無縁死没者追悼祈念堂へ納骨するなど、丁寧な対応をさせていただきます」
また、遺構が出た場合は、職員が現地を確認したうえで判断するとしています。