ホームニュースローマ教皇へ謁見「今あるものは将来の宝物」潜伏キリシタン研究グループが世界遺産登録への感謝伝える

ローマ教皇へ謁見「今あるものは将来の宝物」潜伏キリシタン研究グループが世界遺産登録への感謝伝える

2025年04月03日 11:55

2024年11月、ローマ教皇に謁見した潜伏キリシタンの研究グループが、長崎市でこのほど帰国報告会を開きました。

報告会を開いたのは、潜伏キリシタンについて研究する「禁教期のキリシタン研究会」です。

研究会は、2024年11月27日から12月5日の日程でバチカン市国のローマ教皇庁などを訪れ「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録に向けた協力への感謝を伝えました。

現地では ローマ教皇にも特別謁見したということです。

禁教期のキリシタン研究会 柿森 和年さん
「この世界遺産は登録で終わりじゃない。いまからがある意味大事で、私たちは教皇からも『今あるものは将来の宝物だから、しっかり守ってください』とメッセージを与えられた」
「我々ができることは何か、将来につなげることが大事」

会では、禁教の時代に紙ではなく絹に書かれた祈りの言葉「絹のオラショ」の映像も公開されました。

研究会は今後、潜伏キリシタンの歴史をまとめた動画を制作し、文化的価値を後世に伝えたいとしています。

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