【五島・山林火災】「鎮圧」で知事視察　雑木を燃やして燃え広がったか　自衛隊の災害派遣要請を解除

7日、五島市で発生した山林火災で、五島市消防本部は8日午前8時「鎮圧した」と発表しました。

消防は引き続き鎮火に向けて活動にあたるとしています。

KTN記者リポート
「午後10時過ぎの五島市松山町です。林野火災からおよそ12時間が経ちましたが現場では消防による見回りが行われています」

7日、五島市で発生した山林火災で、消防は8日朝にかけて夜を徹しての見回りなどにあたりました。

8日午前8時、五島市消防本部は「鎮圧した」と発表し、大石知事も現場を視察しました。

大石　知事
「今回五島ですけど、また違うなかなか違うアクセスが難しいところであるとか、そういうところではまた別の結果につながった可能性がある」
「難しい場合も起こりうる今後注意をして、こんなことが起こらないように周知啓発に取り組んでいかないと」

消防によると、火は松山町のコンクリート会社が雑木を燃やしていて燃え広がったということです。

また県は、自衛隊の災害派遣要請を解除する一方、県の災害防災ヘリは見回りを継続するということです。

消防と県は今後、鎮火に向けて状況の確認を続けるとしています。