2025年04月25日 18:13
匿名・流動型犯罪=「トクリュウ」取り締まり強化へ対策会議 県内も1年で11億円超の被害【長崎】
新1年生の慣れない登校も始まり、4月から6月は子どもの事故が増えるとされています。
事故を防ぐにはどうすればよいのか、通学路を通って入学式に向かう親子を取材しました。
「よろしくお願いします!」
金崎澪さん
「(ランドセル背負って)嬉しい!」
Q楽しみにしてた?
「はい!」
諫早市に住む小学1年生の金崎澪さん(6)です。
通学路は道幅が狭く、朝の通勤時間帯は交通量が多くなります。
9日の入学式を前に、両親と事故に遭いやすいポイントを確認しました。
父・金崎壮志さん
「ここはどうする? 止まって、右見て、左見て、上手じゃん」
「車が来たときにどうするか聞きながら、質問をしながら通学できるようにしていた」
県警によりますと、4月から6月は中学生以下の子どもが関係する交通事故が増える時期です。
県内では2024年までの5年間にこの時期(4~6月)だけで77件の子どもの交通事故があり、うち58件は小学生が絡むものでした。
事故原因の7割は子どもの飛び出しです。
県警は事故を防ぐため、通学路の危険性を事前に把握することや、小学校の半径約500メートルに設置されたスクールゾーンを歩くことを勧めています。
KTN記者
「スクールゾーンにはドライバーに注意を呼びかけるものもあります。こちらの道路には児童注意と書かれています」
横断歩道に設置された旗を持って渡れば、小さな子どもも車にアピールできます。
金崎壮志さん
「細い道は車が速く通る。これから1人で(学校に)行くので、何度も(通学路を)確認していけたら」
県警はドライバーに向けても、子どもの飛び出しに備えてスクールゾーンではスピードを落とすよう呼びかけています。