2025年04月25日 17:03
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長崎大学はキャンパスの再編構想を発表し、片淵の経済学部を文教町に移転することなどを前提に進めると説明しました。
長崎大学の永安武 学長は10日の定例会見でキャンパス再編構想について方針を発表しました。
永安武 学長
「薬学部が坂本に移転、経済学部が文教地区に移転して新たなキャンパスをつくる」
少子化で経営環境が厳しくなるなか、大学は機能の集約や財務基盤の強化などを目的にキャンパスの再編を模索してきました。
2024年、学長の“試案”を発表して以降、市場調査や検討を重ね、文教町の薬学部を坂本キャンパスに、片淵の経済学部を文教キャンパスに移転することを前提に再編を進めることが決まったということです。
経済学部を含む人文社会学系の新たな拠点を設けるため、大学は文教キャンパスに隣接する長崎振興局を候補に挙げています。
長崎振興局は諫早市に建設中の県南振興局に移転する予定で、大学は今後、用地取得に向けて関係者に説明するとしています。
永安武 学長
「サウンディングに参入する企業からも振興局の用地については非常に魅力的である、と。地域に開かれたキャンパスづくりをしていく中でも非常に重要ポイント」
片淵キャンパスには約800人が通っています。
長崎大は今後について現時点では「方針は決めていない」ということですが、移転に向け、学内での議論を進めたい考えです。