2025年04月25日 17:03
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壱岐沖で3人が死亡した医療用ヘリの事故で海上から回収された機体が10日朝、佐賀県唐津市の港に陸揚げされ唐津海上保安部などが実況見分を進めました。
陸揚げされたのは、今月6日に壱岐沖で転覆した医療搬送用のヘリコプターです。
午前8時過ぎ、佐賀県の唐津港で陸揚げの作業が行われました。
このヘリは対馬空港から医療スタッフや患者などを乗せ、福岡市の病院に向かう途中、壱岐沖で転覆し乗っていた6人のうち患者や医師を含む3人が死亡しました。
ヘリは9日、海から引き揚げられ、青いブル―シートをかけたまま唐津港に運ばれていました。
TNC記者
「唐津港では事故を起こした医療用ヘリの実況見分が行われています。先ほどまで覆われていたブルーシートは完全に外されました。機体は操縦席あたりのガラスが大きく割れていて、プロペラも破損してしまっているのが分かります」
関係者によるとヘリから救助された機長など3人の中には、骨折をして歩けない状態の人もいるということです。
ヘリが着水したときに強い衝撃が加わった可能性もあります。
夕方、取材に応じた航空事故調査官は-。
国土交通省 航空事故調査官 奥山克也さん
「右に回転しながら接水したんだろうなという兆候はあった。エンジンの外観については異常はありませんが、今後、データ等を見てエンジンに異常がないかを確認する」
ヘリはトレーラーに乗せられ、「エス・ジー・シー佐賀航空」に向け運び出されました。