2025年04月25日 18:13
匿名・流動型犯罪=「トクリュウ」取り締まり強化へ対策会議 県内も1年で11億円超の被害【長崎】
核兵器禁止条約の第3回締約国会議に初めて研究者を派遣した長崎大学核兵器廃絶研究センター=RECNAが会見を開き、会議の成果などを報告しました。
会見には、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれた締約国会議に参加した3人が出席しました。
安全保障上の懸念に関するセッションで、核兵器に依存する国、そうでない国による建設的な議論には何が重要かなどを述べたと言います。
長崎大学核兵器廃絶研究センター 河合公明 副センター長(教授)
「長崎であれば、広島であれば、どういう視点を提供できるかという問題意識を持って参加することによって、新しい価値が生まれて議論が展開していく。どんな人にでも(議論への)参加の仕方があるのではないか」
会議では、核抑止に基づく安全保障政策の科学的な根拠に焦点を当て、核兵器使用のリスクについても議論しました。
長崎大学核兵器廃絶研究センター 鈴木達治郎さん
「何パーセントくらいの確率で核兵器が使われるかとの議論をしていたけど」「『0』と言った人はいない」「いつかは使われるんだ、と思って核抑止を信じている。『そんな恐ろしいことはないよ』というのが今回の大きなメッセージ」
RECNA会議を通して、被爆地の教育研究拠点としての役割や課題も見えたとして、2026年のNPT=核拡散防止条約再検討会議を見据え、さらに研究を進める考えです。