2025年04月25日 18:24
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高校生が離島や半島地域に住んでいても質の高い教育を受けられるようにと、オンラインで授業を行う施設が誕生しました。
オンライン授業でありながら、対面授業と同じように学びを得てほしいと工夫も取り入れられています。
今年度、県が大村市に新たに開設した県遠隔教育センター、通称「DECTT」です。
DECTTは映像配信やチャットなど、ICTを使い離島・半島地域の小規模高校にオンラインで授業を行います。
KTN記者
「授業の配信はこのような専用のスタジオで行われます」
教師
「問題行きましょう、ダイヤモンドの構成元素は?」
生徒
「炭素」
教師
「おおし、はい炭素」
小規模校は全体の教員の数が少ないため、専門科目の教員が配置されないケースがあり、生徒の授業選択の幅が狭まったり、専門ではない教員が授業をする場面が多くありました。
こうした課題を解決しようとDECTTが設置され、今年度は宇久や豊玉など9つの高校向けに(数学、英語、理科、情報、商業)5科目を配信します。
教員を映すカメラと、生徒が映るモニターの視線を同じ高さにし、生徒からすると自分たちを見て話をしているような工夫が行われています。
県遠隔教育センター 松尾賢志 教頭
「県内どこに住んでいる子どもたちにも均等な学びを与えられるような存在になっていきたい」
今後、接続可能な高校を増やし、就職セミナーなど授業以外の配信にも取り組むとしています。