世界陸上マラソン日本代表の近藤選手が地元島原を表敬「最後まで諦めず優勝目指してがんばる」

2025年9月に東京で行われる世界陸上競技選手権で、男子のマラソン日本代表に選ばれた三菱重工の近藤亮太選手が10日地元の島原市を訪れ、大会での活躍を誓いました。



職員の温かい拍手で出迎えられたのは、島原市出身で三菱重工マラソン部の近藤亮太選手（25）です。



世界陸上マラソン日本代表　近藤亮太選手
「9月の東京は暑さが予想されるが、暑さには自信があるので、最後まで諦めず優勝目指してがんばる」


島原市　古川　隆三郎市長
「島原第一小学校、島原第一中学校、島原高校。祖父は市の職員で「がんば博士」といわれる、父はすぐそこの特別支援学校の校長」
「この辺のファミリーの中から世界陸上のマラソンの日本代表が出たことを心からお祝い申し上げるとともに、みんな喜んでいる」

近藤選手は2025年2月の大阪マラソンで、国内の初マラソン最高記録を更新する2時間5分39秒でゴール。

日本人トップの2位に入った実績が評価され、初の代表入りを決めました。



世界陸上マラソン日本代表　近藤亮太選手
「（初マラソンで）いい走りができたが、（世界陸上は）夏のマラソンで全く違うものと聞いているので正直楽しみな気持ちが一番」

陸上の世界選手権は9月13日に開幕。男子マラソンは15日に号砲です。