2025年04月25日 18:13
匿名・流動型犯罪=「トクリュウ」取り締まり強化へ対策会議 県内も1年で11億円超の被害【長崎】
若い世代に感染症の研究に興味を持ってもらおうと、長崎大学でこのほど公開講座が開かれました。
この日は医療関係の仕事を目指す高校生など30人あまりが参加しました。
エボラウイルスなど危険度の高い病原体を扱うBSL-4施設に指定されている高度感染症研究センターの森内浩幸さんが研究の大切さを訴えました。
森内浩幸センター長
「初めてもたらされた病原体は、集団の中に全く免疫がないために、強毒なウイルスでなくても重大な病気を引き起こす恐れがある」
森内さんは新型コロナウイルスを例に感染症が拡大すると、精神的・経済的負担など2次被害が出ると話しました。
森内浩幸センター長
「安易に学校が閉鎖され学力が低下した結果、今の子供たちは将来的に2500兆円以上の生涯年収を失うと言われている」「パンデミックのときに精神的なことがとても大事。心のケアをするための仕事が何かないかと考える人がいるかもしれない」「色んなことに興味を持って頑張ってもらえたらうれしい」
参加者は研究で着る陽圧防護服にも触れていました。
大学は研究について知ってもらうため、今後も講座を開きたいとしています。