ホームニュース長崎県内には震度5強、最大4メートルの津波も…「南海トラフ」巨大地震の被害想定見直し 

長崎県内には震度5強、最大4メートルの津波も…「南海トラフ」巨大地震の被害想定見直し 

2025年04月15日 18:29

長崎で暮らす人に地震への備えをしているか聞いてみると・・・。

男性
「実際に僕の実家、(熊本地震の)被害にあって。水が1カ月くらい止まってまして」「正直、備えてても無駄だと思いました。水とかが足りないとは思ったんですけど、それよりも洗うものが、そもそもできないから(食品用)ラップとかで皿を汚さないようにする備えはいるかなと思いましたけど」

女性
「こっちはあんまり大きな地震とか経験したことないからね、何もしてません」

男性
「水とか非常用のレトルトみたいなのをセットしていますね」

「(気になるのは)南海トラフですね。被害が結構大きいみたいな聞いてるんで」

政府は3月、南海トラフ巨大地震が発生した際の被害想定を見直し、最大で約29万8000人が死亡、約235万棟が全壊すると公表しました。

今後30年以内にマグニチュード8から9クラスの巨大地震が発生する確率は「80パーセント程度」で、強い揺れや津波が広い範囲で発生するおそれがあります。

県内では南島原市で震度5強の揺れを観測するほか、最大4メートルの津波が押し寄せ、最大約500人が死亡すると想定しています。

また、津波などで最大約700棟が全壊し、約6300棟が半壊するとみられています。

政府は「行政主体の取り組みだけでは限界があり、『自らの命は自らが守る』意識を持って、南海トラフ地震が起きた際はすぐに避難してほしい」と呼びかけています。

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