2025年04月25日 18:13
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相次ぐ路線バスの減便や廃止が市民の生活に影響を及ぼしています。
佐世保市では日常生活の利便性を求める市民グループがコミュニティバスの運行を求める署名活動を始めました。
「毎日の買い物に行けない。予約している病院に行けない。学校に遅れるなど市民生活に大きな支障が出ています」
市民グループが強く求めているのはコミュニティバスの運行です。
佐世保市で路線バスを運営している西肥バスは4月のダイヤ改正で15の路線を廃止、そのほかの路線でも平日で2割近い大幅な減便を実施しています。
理由について西肥バスは、深刻な運転士不足や利用客の減少などを挙げていて、全ての路線でダイヤの維持が困難になっているとしています。
市民
「いやぁ、もう不便で、行動を(バスの時間に)合わせるしかない」
市民
「もうちょっとバスの本数は増やしてほしい」
市民
「帰宅する最終が午後8時半。遅めの時間がほしい。早すぎ」
佐世保市は廃止路線にあたる市内5地区に予約制の乗合タクシーを導入しましたが、市民グループは生活の利便性を確保するためには市内全域でのコミュニティバスの運行が必要だと訴えています。
させぼのバスを考える市民の会 中村孝一 代表
「免許を返納すると、公共交通機関はバスか電車しかない。それが無くなると私たちの生活自体が回っていかない」
市民グループでは今後も署名活動を続け、佐世保市に署名を提出する考えです。