2025年04月25日 18:13
匿名・流動型犯罪=「トクリュウ」取り締まり強化へ対策会議 県内も1年で11億円超の被害【長崎】
1968年に発覚した大規模な食品公害・カネミ油症について、新たに3人が油症患者に認定されました。
認定されたのは、五島市の70代の男性と80代の女性、それに長崎市の60代の女性の3人です。
今回の認定審査は2024年度、油症検診を受けた長崎県内在住の61人が対象で、長崎県は3月7日付で3人を認定、2人を経過観察としましたが、ほかの56人について認定には至らないと判断しました。
カネミ油症はダイオキシン類が含まれた食用油を口にした人に、吹き出物や心臓疾患などの症状が出た食中毒です。
新認定の3人と別に、認められた同居家族1人を含め、長崎県内の油症患者の認定数は累計で1003件となり、3月21日時点で426人が長崎県内に在住しています。