ホームニュース「ロタウイルス」の胃腸炎が急増中 下痢、嘔吐など繰り返し 患者は5歳未満が顕著【長崎】

「ロタウイルス」の胃腸炎が急増中 下痢、嘔吐など繰り返し 患者は5歳未満が顕著【長崎】

2025年04月18日 12:15

感染力が強く、下痢や嘔吐を繰り返すロタウイルスによる胃腸炎が急増しています。

18日に県が発表した感染症発生動向調査によりますと、ロタウイルスによる胃腸炎の定点当たりの患者数は0.92で前の週より11人増えていて、今年に入ってこれまでに37人が報告されています。

ロタウイルスは乳幼児の重症急性胃腸炎の原因となり、下痢や嘔吐、発熱、腹痛を引き起こします。

そのロタウイルスによる胃腸炎の患者報告数です。

2020年以降、10人以下で推移していましたが、今年は急増しています。

患者数はこの5年で最も多く、特に5歳未満の患者が多くなっています。

ロタウイルスは重症化や合併症を防ぐために乳児期に予防接種をしていて、5歳以下では免疫がつくとされています。

もし感染しても軽症で済むことも多いということですが、 急増している理由について県は「まだわからない」ということで、オムツを適切に処理したり、手洗いなどを徹底してほしいとしています。

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