ホームニュース警察官も学ぶ「電動キックボード」等の交通ルール 次世代モビリティ対策係も新設【長崎市】

警察官も学ぶ「電動キックボード」等の交通ルール 次世代モビリティ対策係も新設【長崎市】

2025年04月18日 18:29

電動キックボードなど、新しい乗り物の普及が急速に進む一方で、交通ルールの浸透が進んでいないという問題がおきています。

そこで県警は、警察官向けにルールを確認する研修会を開きました。

研修会には11人の警察官が参加し、電動キックボードなど特定小型原動機付き自転車の交通ルールを確認しました。

特定小型原動機付き自転車は、今年1月までに県内で161台が登録されていますが、県民の交通ルールの理解が追いついてなく、酒気帯び運転などの違反行為が2024年までに4件おきています。

「特定小型の特徴としては、最高速度表示灯が必要。緑色のライトの表示がついていなかった」

ルールを県民に周知するため、県警は2025年度、次世代モビリティ対策係を新設しました。

研修ではルールをより正しく理解するため、試乗もしました。

特定小型原動機付き自転車は出力を制限し、時速6キロ以下で歩道を走行できますが、出力を制限せず、20キロで走る違反行為も確認されています。

高速道路交通警察隊 山崎和博 巡査長
「(速度の違いは)緑色のライトが点灯しているのか、ついているのかの所の区別しかできない。難しい」

次世代モビリティ対策係は交通ルールをまとめた動画などで県民への周知をはかる考えです。

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