2025年04月25日 18:13
匿名・流動型犯罪=「トクリュウ」取り締まり強化へ対策会議 県内も1年で11億円超の被害【長崎】
暴力追放といのちの大切さを訴えようと地域住民や警察、防犯団体のメンバーなどが19日、長崎市で市民集会を開きました。
市民集会は2007年に起きた伊藤一長市長の銃撃事件を受けて暴力追放「いのちを守る」長崎市民会議が毎年開いていて、今回で17回目です。
19日、市民や警察、日頃から地域の防犯に取り組む団体などからおよそ600人が参加しました。
長崎市内ではニセ電話詐欺の被害が急増し、2025年度の被害額が9億円近くにのぼるおそれがあるとして警察が注意を呼びかけ、暴力追放に向けた宣言が出されました。
暴力追放「いのちを守る」長崎市民会議 島崎静夫副会長
「被爆80周年を迎える国際平和都市長崎からあらゆる暴力を排除することを決意し、暴力追放の輪を広げていかなければなりません」
民生委員・児童委員
「世界中で戦争とかあるけど生きている間、仲良く思い合いながら生きていけないのかなという思いです」
集会の後、参加者は横断幕を持って長崎市中心部をパレードし、市民に暴力追放の輪を広げようと訴えました。