ホームニュースいじめを訴え男子高校生が自殺から8年 命日に遺族が献花【長崎市】

いじめを訴え男子高校生が自殺から8年 命日に遺族が献花【長崎市】

2025年04月20日 19:20

長崎市内の私立高校に通っていた男子生徒がいじめの被害を訴える手記を残し、自殺してから8年。命日の20日、遺族が現場を訪れ献花しました。

手向けたのは男子生徒が生前、母の日にプレゼントしていたカーネーションが入った花束です。

2017年4月、長崎市内の私立高校に通う当時2年生の男子生徒が自ら命を絶ちました。

学校が設けた第三者委員会は2018年に自殺の原因を同級生からのいじめだったとする報告書をまとめましたが、学校は因果関係を認めていません。

長崎県側は、公立高校と私立高校の教頭や副校長を対象にいじめに関する研修をし、教員にも周知させるとしていますが、遺族はその理解度を明らかにするよう求めています。

男子生徒の母親
「研修内容を伝えてもらうようお願いしていますと県側は言うが、現場の教員に伝わっているかどうかを調べたかと聞いたら調べてませんと平気で言う」

遺族によりますと県側は教員にアンケートをしているということで、遺族はその結果を公表するよう求めています。

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