ホームニュース核兵器廃絶へ「一致団結」呼びかけ…ローマ教皇のメッセージにカトリック関係者が決意新た【長崎市】

核兵器廃絶へ「一致団結」呼びかけ…ローマ教皇のメッセージにカトリック関係者が決意新た【長崎市】

2025年04月22日 17:05

21日に88歳で亡くなったローマ教皇フランシスコについて、ローマ教皇庁は死因は脳卒中による昏睡と心不全だったと発表しました。

県内の関係者からは惜しむ声が聞かれました。

高見三明名誉大司教(「高」は「はしごだか」)
「苦しんでいる人の立場に立とうとされた。常に」

カトリック長崎大司教区の高見三明名誉大司教は2019年、教皇として38年ぶりに長崎を訪れたローマ教皇フランシスコを大司教として迎えました。

高見三明名誉大司教
「じっと目をつむってお祈りをした」「長かったし、それだけ原爆の被害者や苦しんでいる人達のことを思われたのではないか」

ローマ教皇
「ここは、核兵器が人道的にも環境にも悲劇的な結末をもたらすことの証人である町です」

爆心地から世界に向け、メッセージを届けた教皇は核兵器の廃絶に向け、全ての人の「一致団結」を呼びかけました。

高見三明 名誉大司教
「核廃絶、平和のために全ての人が関わらないといけない。これは大きな強いメッセージ」「(長崎から)全ての人に呼びかけて連帯していこう、と原動力みたいになれたら」

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