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第543回番組審議会 2020年1月8日 No.223

第543回番組審議会は、2020年1月8日 ホテルニュー長崎で開催され、下記番組について審議した。

「栄光の地ローマ~フランシスコ法王からのメッセージ~」
(テレビ長崎制作)
放送日時 2019年11月2日(土)15時30分~16時25分

出席委員 (順不同・敬称略)

菊森 淳文
田崎 智博
柴田 守
近久 宏志
大川 綾
山﨑 健
内田 輝美

以上 7名

欠席委員(順不同・敬称略)

石川 由香里

以上1名

放送事業者側の出席は 10名

審議番組「栄光の地ローマ~フランシスコ法王からのメッセージ~」は、2019年11月にローマ教皇フランシスコが長崎を訪問するのにあわせて制作。カトリック教会やローマと「長崎」とのつながりを、バチカンや日本国内に残る貴重な史料に触れながらまとめたほか、教皇の独占インタビューを盛り込んだ。
番組制作を担当した東島尚志(KTNソサエティ常務取締役)は、38年前のヨハネ・パウロ二世の長崎訪問でも番組に関わった経験を持つ。東島は、番組審議会の冒頭、「県民のみなさんに情報を届け、訪問を歓迎する機運を醸成できれば」と1年をかけて準備を進めたと話した。また、教皇の独占取材は日程が決まらず「やきもき」したが、結局は与えられた持ち時間を超え、核兵器廃絶や殉教地・長崎への思いを聞くことができたと取材のエピソードを振り返った。
 なお、ローマ教皇の呼称については、外務省が今回の来日(2019年11月23日~)をもって「法王」から「教皇」へと変更した。これにあわせ、KTNテレビ長崎でも「教皇」を使用し始めた。しかし、本番組は変更前の11月2日に放送したため全編を通して、「法王」の呼称を使用している。

審議の概要(委員からの主な意見)

「栄光の地ローマ~フランシスコ法王からのメッセージ~」(2019年11月2日(土)放送)について
・アジアへの宣教を命じた部屋などが残っている、ということは初めて知った。面白いと単純に思った。
・長崎の信者が、山に3度登るとローマに1度詣でたことになると憧れたエピソードなど長崎とローマとのつながりが、興味深かった。
・長崎とキリスト教との関係がコンパクトにまとまっていた。
・ローマ教皇フランシスコのインタビューは、取材ができただけでも、とても価値がある。教皇がカメラマンにも握手を求めるなどチャーミングな人柄も撮影できていて、親近感が沸いた。一方で、核兵器廃絶など世界の問題を語るときの憂いを帯びた表情は胸に響いた。
・教皇の取材は苦労したと思う。高い取材力・構成力に基づいて制作された番組だと思う。
・潜伏キリシタンの子孫や被爆した信者など、長崎の人の思いをもう少し紹介してもよかった。
・教皇の来日は「殉教地」と「被爆地」としての長崎、という2つの視点があった。殉教地としてはきめ細かな内容だったが、「被爆地・長崎」としての視点については弱く、誤認を与える恐れのある内容もあった。
・特定の宗教を取り上げるのはどうか、と懸念したが、抑制のきいた内容だった。
・教皇の訪日前に放送していて、県民の盛り上がりをもたらす一助になったと評価する。
・タイトルの「栄光の地ローマ」の意味がなかなかわからず、違和感もあった。番組の核は「これ」だとわかるタイトルの方が視聴者は興味がわくと思う。
などの意見が出た。
KTN番組審議会事務局 095-827-8183
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